クリニックのホームページリニューアル完全ガイド|費用相場・デザイン・制作会社の選び方
クリニックのホームページは、患者様との最初の接点であり、来院を決める重要な判断材料です。
一方で、デザインが古いまま放置されていたり、スマホで見づらかったりすると、患者様に不安を与えてしまい、せっかくの来院機会を逃してしまうこともあります。
本記事では、クリニックのホームページリニューアルを成功に導くための実践的なポイントをまとめました。
なぜ今リニューアルが必要なのか、患者様に選ばれるデザインやコンテンツ、医療広告ガイドラインへの対応方法、費用の相場感、信頼できる制作会社の選び方まで、順を追って解説していきます。
患者様に安心して選ばれるクリニックを目指すために、ぜひ参考にしてください。
目次
なぜホームページのリニューアルが必要なのか

患者様は来院前に必ずホームページをチェックし、診療時間・アクセス・院内の雰囲気・予約方法などを確認したうえで、「このクリニックに行くかどうか」を判断しています。
しかし、スマホで見づらかったり、予約方法がわかりにくいホームページでは、せっかく興味を持った患者様が離れてしまいます。
- ホームページの使いやすさが来院判断に直結していること
- スマホで見づらいだけで来院候補から外されていること
この2つについて具体的に解説します。自院のホームページのリニューアルが必要かどうかを検討していきましょう。
ホームページの使いやすさが来院判断に直結している
患者様の多くにとって、ホームページの使い勝手が『受診するかどうか』の判断に直結します。
実際、患者様がホームページで確認している情報は、以下のような割合で重視して見ているというデータも存在します。
- 通いやすさ・アクセス(62.5%)
- 口コミなど利用者の評価(52.6%)
- 診療日・診療時間(51.7%)
- 医師やスタッフに関する情報(47.2%)
- 院内の雰囲気(40.3%)
さらに、患者様の約7割がWeb予約の有無を気にしており、実際にWeb予約を経験した患者様の93%が「今後も利用したい」と回答していました(※1)。
予約や問い合わせがスムーズにできることは、患者様にとって大きなメリットです。
つまり、「使いやすいホームページ」とは、患者様が求める情報に素早くたどり着き、予約や問い合わせといった行動にスムーズにつながる設計のことです。
こうした期待に応えることが、患者様との信頼関係を深め、来院判断につながります。
※【2023年度版】病院WebサイトのレスポンシブWebデザイン・常時SSL対応状況(関東エリア・東海エリア)
スマホで見づらいだけで来院候補から外されている
2023年の調査によると、病院サイトへのアクセスの約6割がスマートフォン経由です。しかし、約25%の医療機関がスマホ対応を実施しておらず、患者様の6割以上のニーズに応えられていない状況です。(※)
例えば「知人に紹介された → スマホで確認 → 情報がわかりづらい → 来院をやめる」
このような機会損失を防ぐため、スマホ対応は今や必須条件です。 特に以下のような問題があると、患者様はすぐに離脱してしまいます。
- 文字が小さすぎて読めない
- 予約ボタンが小さくてタップできない
- 横スクロールが必要で操作しにくい
- 診療時間や電話番号がすぐに見つからない
ひと昔前のデザインやスマホ非対応のサイトは、 それだけでクリニックのイメージを下げてしまいます。
※患者が感じる診療予約システムのメリットとは?Web予約入門講座
リニューアル時に必ず見直すべきポイント

クリニックのホームページをリニューアルする際、ただ見た目を整えるだけでは不十分です。
特に重要なのは、
- 患者様にとっての使いやすさ
- 医療広告ガイドラインの遵守
- SEO・MEOによる集患対策
の3点です。
これらをバランスよく整えることが、リニューアル成功へのポイントとなります。
患者様にとっての使いやすさ
患者様にとって使いやすいホームページとは、患者様が迷わず目的の情報にたどり着けるサイトです。
具体的には、トップページやグローバルメニューから1回クリック以内に、欲しい情報(診療時間・地図・予約方法)にたどり着ける作りにしておくことです。
特に予約ボタンは目立つ位置に配置し、文字の大きさや行間にも配慮が必要となります。
画像の圧縮でページ表示速度を改善したり、スマホ画面でボタンが押しやすいサイズに調整するなどの対策も行うと、ストレスのない使いやすいホームページを設計できます。
医療広告ガイドラインの遵守
クリニックのホームページをリニューアルする際、医療広告ガイドラインを遵守したチェックも極めて重要です。
誇大広告に該当する表現は法律で禁止されています。ホームページでは、客観的な事実に基づいた情報のみを掲載してください。
例えば、以下のような表現はホームページに記載ができません。
- 「最高の治療」「No.1クリニック」「必ず治る」
- 他院との比較表現「他院より優れている」
- 著名人の推薦や体験談の無条件掲載
また、体験談やビフォーアフター写真には詳細な条件記載が必要です。
自由診療の料金を掲載する場合、あわせて「リスクや副作用」など、以下のような項目を明記しなければなりません。
| 項目 | 内容 |
| 1. 治療内容の詳細 | 「〇〇注入による△△治療」など具体的な施術名 |
| 2. 標準的な費用 | 「1回あたり50,000円〜100,000円(税込)」のように幅を含めた金額 |
| 3. 治療期間・回数 | 「通常3〜6ヶ月、月1回の施術を計5回」など |
| 4. 主なリスク・副作用 | 「腫れ、内出血、感染症のリスクがあります」 |
| 5. 個人差の明示 | 「※効果には個人差があります」 |
これらを怠ると、行政指導の対象になるだけでなく、患者様からの信頼を損なう原因になります。

SEO・MEOによる集患対策
リニューアルを機に、検索対策(SEO=検索エンジン最適化)を強化しましょう。どれだけ良いサイトでも、GoogleやYahoo!の検索結果で上位に表示されなければ、患者様に見てもらえる機会がほとんどありません。
具体的には、各ページのタイトルに「〇〇区 内科」「〇〇駅 皮膚科」などの地域+診療科を入れ、見出しにも自然にキーワードを組み込む対策が基本です。
また、「喉の痛み 対処法」「花粉症 いつから」といった患者様の悩みに答える解説記事(ブログ)を月2〜4本投稿しましょう。
症状・原因・当院での治療法を具体的に記載することで、検索エンジンからの流入を増やす施策として取り入れられます。
さらに、診療科目ページには対応可能な症状を箇条書きで明記し、よくある質問(FAQ)ページを設けるなど、患者様が検索するキーワードに対応できるサイトを目指すのもSEO対策のひとつです。

クリニックホームページリニューアルの費用感

ホームページのリニューアル費用は、ページ数や機能など「リニューアルの範囲」によって大きく異なります。
ご希望のゴールに応じて必要な作業内容が変わるため、
- ホームページリニューアル費用の一般的な内訳と相場
- 制作期間とスケジュールの目安
について、一般的な費用相場と内訳を解説します。
ホームページリニューアル費用の一般的な内訳と相場
クリニックのホームページリニューアルでは、以下の価格帯が一般的な目安です。
費用の多くを占めるのは、デザイン費(見た目の設計)と、コーディング費(Web上で正しく動かすための実装)です。
CMS(コンテンツ管理システム)を導入する場合や、オンライン予約システムなどの機能を追加する場合は、別途費用が発生します。
また、リニューアル後の更新作業やトラブル対応など、保守・運用にかかる月額費用もあらかじめ考慮しておくことが大切です。
私たちの経験では、小規模サイトで100万円から250万円程度、中規模サイトで250万円から400万円程度が一般的な目安です。
まずは無料のお見積もりから始め、貴院の希望やサイトの規模感に合わせた予算を組んでいきましょう。
制作期間とスケジュールの目安
クリニックのホームページリニューアルにおける制作期間は、サイトの規模や機能、貴院からの確認速度によって異なりますが、一般的には約2ヶ月〜4ヶ月が目安です。
| 工程 | 期間 | 内容 |
| 企画・構成 | 2〜3週間 | どんな患者様に来てほしいか、どのような強みがあるかをヒアリングし、サイトの設計図を作ります |
| デザイン制作 | 3〜4週間 | トップページや下層ページのデザインを作ります |
| 開発・構築 | 4〜6週間 | 実際にWebサイトとして動くようにプログラムを組みます |
| 確認・公開 | 1〜2週間 | 動作の確認や導線など、最終チェックを行います |
まず、企画・要件定義のフェーズで2〜3週間をかけ、リニューアルの目的やターゲット、求める機能などを詳細にヒアリングいたします。
次に、デザイン制作フェーズで3〜4週間、開発・実装フェーズで4〜6週間をかけて、デザインに基づいたシステムの構築とコンテンツの組み込みを進めていくのが一般的です。
最後に、テスト・公開のフェーズで1〜2週間をかけ、動作確認と最終調整を行い、公開に至ります。
実際の金額やスケジュールは、貴院のご要望を伺ったうえで個別にお見積もりいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
制作会社選びで失敗しないために

制作会社を選ぶ際には、医療業界への深い理解があるかどうかを重視することが非常に大切です。
医療広告ガイドラインの知識はもちろん、患者様の行動パターンや医療機関特有のニーズを熟知しているかどうかは、リニューアルの成功に直結します。
見た目のデザインだけで選んでしまうと、想定していた費用対効果に見合わず、後々トラブルになる可能性もあります。契約前には、必ず以下の3点を確認しましょう。
- 医療ルールの知識があるか
- 公開後のサポートは早いか
- 「集患」を重視しているか
これらを踏まえて、制作会社の過去の実績や専門性を確認し、信頼できるパートナーを見つけていくことをおすすめします。
ホームページは完成して終わりではなく、公開後の運用や改善が成果を左右します。長期的なパートナーシップを築けるかどうかも重要な判断基準です。

医療機関専門のclinicHPがホームページリニューアルをご提案します

私たちは、医療機関専門のWeb制作会社として、数多くのクリニック様のホームページリニューアルを支援してまいりました。
弊社の大きな強みは、医療広告ガイドラインに対する深い対応力にあります。法律や規制を遵守しながら、クリニックの魅力を最大限に引き出す表現を提案いたします。
患者様が使いやすいと感じるホームページの設計も、当社の得意とするところです。
求める情報にスムーズにアクセスでき、予約や問い合わせといった行動に繋がりやすいデザインと機能を追求しています。
クリニック特有の課題解決ノウハウを豊富に持ち合わせ、集患や患者様との信頼関係構築といった貴院の目標達成に向けた最適なリニューアルをご提案いたします。
まずはお気軽に、私たちclinicHPにご相談ください。
よくある質問
ホームページリニューアルに関してよく寄せられる疑問として、リニューアル作業中の現在のホームページの公開状況や、新しいサイトへの移行に伴う検索順位への影響、既存ドメインの継続使用の可否が挙げられます。
リニューアル作業中、現在のホームページは見られなくなりますか
リニューアルの最中に現在のホームページが表示されないなどの、患者様への影響は基本的にありません。
制作は貴院の現在のホームページとは別の環境で行いますので、通常通り公開され続けます。
このごく短い時間のみ、一時的にアクセスできない場合もございますが、患者様へのご迷惑を最小限に抑えるよう配慮いたします。
リニューアルで検索順位が下がるリスクはありますか
適切な対策を講じれば、リニューアルによって検索順位が大幅に下がるリスクはほぼありません。
新しいサイトへ移行する際には、URL構造を維持したり、変更があった場合は適切な301リダイレクト設定を行ったりすることで、これまでのSEO評価を引き継ぐことが可能です。
また、メタ情報の最適化やGoogleサーチコンソールでのサイトマップ再送信を確実に行うことで、順位の下落を防ぎます。
既存のドメイン(URL)はそのまま使えますか
はい。既存のドメイン(URL)はそのまま使い続けることが可能です。
ドメインを変更すると、これまでのSEO評価がリセットされてしまうリスクがあるため、特別な事情がない限りは既存ドメインの継続使用を推奨しております。
万が一、ページ構造が変更になる場合でも、適切なリダイレクト設定を行い、旧URLへのアクセスも新しいページへ自動的に転送されるように対応します。
ドメイン管理会社情報をご提供いただければ、スムーズに移行作業を進めることが可能です。
全面リニューアルと部分修正、どちらを選ぶべきですか
ホームページ開設から3年以上経過している、またはスマートフォンに対応していない場合は、全面リニューアルを検討することをおすすめいたします。
これらの状況に該当する場合、サイト全体のデザインやシステムの老朽化が進んでいる可能性が高いためです。
デザインに問題がなく、特定の機能追加やコンテンツの拡充のみが目的であれば、部分修正で対応することも可能です。
貴院の現在の状況や目標に応じて、最適な選択肢をご提案いたします。
ホームページリニューアルのデザインで最も重視すべきポイントは何ですか
クリニックのホームページリニューアルにおいて、デザインで最も重視すべきは「清潔感」と「信頼感」です。
医療機関に特有の安心感を与える配色、高画質な写真の選定、適切な余白の配置などは、これらを表現するうえで極めて有効な要素となります。
特に、スマートフォンでの見やすさや大きな文字サイズ、押しやすいボタンの配置など、ユーザビリティを追求したデザインは、患者様の安心感と予約行動に直結するため非常に大切です。
まとめ
クリニックのホームページリニューアルは、現代の集患戦略において欠かせない施策です。患者様の視点に立った使いやすいサイト設計が、来院への第一歩となります。
また、医療広告ガイドラインを遵守し、新規患者様獲得に向けたSEO対策を実施することで、成功への道筋が明確になります。
信頼できる制作会社を選び、貴院の長期的な成長を支えるパートナーシップを築くことにも繋がるでしょう。
ホームページリニューアルに関するご相談は、医療機関専門のclinicHPまでお気軽にお問い合わせください。無料診断も実施しています。
















